ミツです。
最近、本を読んだりして、言葉にピンとくることが少しづつ増えました。
言葉で説明しづらいのですが、「ああ!そうか、この表現しか無いんだ!」
という感じ。
たとえば、 「胸が痛む」という言葉。
小さい頃は、小説なんかで出てきても。「なんか病気でもあんのかな」
学生の頃なんかは、「心が苦しい様子」と理解はしてても、実感は薄い。
最近は、「胸が痛むって、胸が痛む事なんだ!」と、バカっぽく感心してます。
比喩ではなくて、本当に心が苦しいことと連動して、
身体的に胸が痛くなる感覚があるんですね。不思議と。
日々の出来事や、本をめくっているとき、テレビを眺めているとき。
ふとした瞬間、言葉の感覚に気付きます。
そういう体験が増えたからか、まだ実感の薄い言葉でも、
いつか「ピンとくる」のだろうと楽しみに本を読んでいます。
廊下いっぱいの言葉。